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海外社会貢献者からのメッセージ

ドイツ首都ベルリンのシンボル ブランデンブルク門

Q. 世界を活動の場とする社会貢献者にとって、この国はどのような場所ですか?

ドイツを一言で表すと、「非常に高い生活水準を保つ先進国」ではないかと思います。2015年には、欧州連合の経常黒字のうち約8割をドイツが稼ぎ出したという結果もあるほど、欧州連合の経済的、政治的な主要国です。さらに世界的に見ても、世界第3位の輸出入国として、産業及び技術の分野で世界的なリーダーの役割を担っています。 

そのため世界各国から多くの人が仕事を求めて、また技術を学ぶためにドイツに移住してきています。日本人もドイツ国内に4万人ほど住んでいます。ドイツでの社会貢献活動は幅広く、その対象はドイツ人だけでなく日本人など在独外国人や難民にまで及び、活躍できる場面が多いように感じます。

ドイツは音楽の国としても名を馳せています。バッハやベートーヴェン、メンデルスゾーン、ワーグナーは、ドイツの誇る著名な音楽家です。現代でも音楽活動が盛んで、ドイツ国内各地にフィルハーモニーやオペラハウスがあり、訪れる人を魅了しています。

ドイツを語る上で、ドイツの歴史は外せません。ナチス・ドイツの負の歴史、東西分断、そして統一など、ドイツは他には類を見ない歴史を持ち、世界の近現代史を語るには欠かせない存在です。第二次世界大戦の爪痕は現代でも残されていて、ドイツを訪れる人は強制収容所やベルリンの壁などを観ることができます。

負の歴史を持つ一方で、ドイツにはメルヘン街道やロマンチック街道、ノイシュヴァンシュタイン城などの可愛らしい観光名所も数多く存在します。「赤ずきんちゃん」や「白雪姫」などの童話のモデルとなった街や古城があり、絵本の中から出てきたかのようなカラフルで可愛らしい街並みを楽しめます。 

文化

自然とともにリラックスする人たち

Q. 現地の人々の気質や考え方にはどんな傾向がありますか?

一般的にドイツ人の気質は日本人とよく似ていると言われるように、ドイツ人と接してみると、確かに日本人と似ていると思うことがあります。

例えば、一般に言われるドイツ人の特徴として、真面目で、几帳面で、ルールをしっかり守ることが挙げられます。予定を1ヶ月先までしっかりと立て、その計画をきっちり果たします。予想外の予定が急に入ることはストレスになるようです。待ち合わせにも時間通りに到着し、20~30分遅れることは失礼にあたると考えられています。

一般的な日本人気質と同じように、少しシャイなところもあり、初対面の相手ともすぐに仲良くなれる性格ではないようです。しかし一度仲良くなると、何かと手助けしてくれることもあり、友達想いの優しい性格を知ることができます。

日本人と大きく違う点は、ドイツ人ははっきりとした自分の意見を持っていることで、この国ではそれをダイレクトに言い表すことが美徳とされています。嫌なことは嫌だと、真面目な顔ではっきり伝えてくるので、遠回しに伝える文化で育った日本人にとっては少し驚くことがあるかもしれません。しかし、感情と言葉と行動が一致していて裏表が無いので、付き合いやすく思います。 

Q. 現地の食文化はどのようなものですか?

ドイツといえば、ビールとソーセージ、じゃがいもというイメージがありますが、ドイツ人はソーセージもじゃがいもも毎日のようによく食べている訳ではありません。

もちろんビールもソーセージも種類が豊富で、スーパーでは500mlのビールが1ユーロ(約130円ほど)の価格で売られています。ビールがお好きなら、色々な種類のビールを飲み比べするという楽しみ方もできるでしょう。ビールが苦手な人には、ビールを炭酸ジュースで割ったラドラーがおすすめです。

ドイツではじゃがいもは、パスタや米と同じ主食の部類に入りますが、ドイツ人にとって毎日食べる主食はじゃがいもではなくパンです。

夕食のことを Abendbrot(夕方のパン)というほどパンは主食として浸透していて、ドイツの街を歩くと、パン屋の多さに驚かされます。日本のコンビニのように、パン屋の隣にパン屋があってその向かいにパン屋があるというくらい、パン屋はすぐに見つけることができます。

一般的にドイツ人はパンもしくはグラノーラを朝ごはんとして食べているようです。昼ごはんは一日の一番のメインで、肉と野菜、パスタや米などの炭水化物をバランスよく取ります。典型的なドイツ人なら、晩ごはんは簡単にパンとサラミ、チーズのみですが、人によってはサラダを食べたりスープを食べたりするようです。

ドイツはその土地によって採れる食材や食文化が異なるため、郷土料理が存在します。例えば、北ドイツの港街・ハンブルクでは、漁師が海の上で食べる塩付け牛肉の料理・ラプスカゥスや、ニシンの酢漬けが有名です。また南ドイツのバイエルンでは、白ソーセージや豚のすね肉のローストが郷土料理として挙げられます。

ドイツ人はドイツ料理だけではなく、アジアやヨーロッパの他の国の料理も好んで食べます。そのため街には、中華料理やベトナム料理、イタリアン、ギリシャ料理など各国のレストランが立ち並んでいます。

ドイツの日本人人口も多いため、日本食レストランや日本食材は充実しているように思います。デュッセルドルフには日本人街がありますし、他の街にも日本食材店またはアジアンマーケットがあり、日本食材は比較的容易に手に入ります。

ただし、ドイツ人は日本人と比べて魚より肉をよく食べるらしく、スーパーの鮮魚コーナーはあまり充実しておらず、スーパーによっては鮮魚コーナーがないこともあります。基本的にスーパーで売られている魚を生で食べることはおすすめしません。お寿司用などの生で食べられる新鮮な魚は、魚市場が開かれる都市なら魚市場で購入できます。そうでない都市なら、スーパーの鮮魚コーナーで生で食べられるか聞いてから購入するようにしましょう。 

ドイツの伝統料理 シュバイネハクセ

Q. 現地の人々はどのような生活習慣や宗教観を持っていますか? 現地特有のマナーなどはありますか?

ドイツは環境保護の意識がとても高いように感じます。ドイツ国内にビオ(オーガニック)製品やビオマーケットが多いだけではなく、環境を考えてベジタリアンやヴィーガンになるという選択する人も少なくありません。どんなレストランでもベジタリアン向けのメニューは必ずある様です。

リサイクルの仕組みも整っていて、リサイクルマークのあるペットボトルや缶、瓶は購入時に8~25セントのデポジットが取られます。容器をきちんと返品すればそのデポジットは返金されます。お金が取られていると思うと、ちょっと面倒でもきちんと返品に行くので、よく考えられたシステムだなと思いながら毎度スーパーに持って行っています。

ドイツで覚えておくべきことは、日曜日は静かに過ごす休日だということです。日曜日には、スーパーを含めほとんどの店が閉まりますし、家の中でも大きな音を立ててはいけません。例えば、大きな音で音楽を流すこと、大きな音が出る日曜大工をすること、さらには洗濯や掃除機を使った掃除も控える必要があります。

ドイツの宗教は、キリスト教が人口の52%を占めています。その中でも27%がカトリックを、24%がプロテスタントを信仰しています。

ただし、教会離れが現代ドイツの顕著な現象として見られ、無宗教の人が年々増加しています。とはいえ、多くの人は宗教に興味はなくても、クリスマスやイースターなどの祝祭日は祝いたがる傾向があります。宗教的な祝祭日として祝うのではなく、文化や伝統だからという理由で祝っているようです。 

気候

赤レンガ造りが美しいハンブルク倉庫街

Q. 現地はどのような気候ですか? 健康維持のために気を付けるべきことはありますか?

ドイツの夏は短く、涼しいですので、過ごしやすいです。7月と8月が最も暑く、30度を超える日も何日かありますが、平均気温は22度前後です。

一日の温度差が大きく、昼間30度を超える気温でも、朝晩は20度以下まで下がることもあります。夏でもカーディガン等の羽織る物は手放せません。

夏は日が長く、日の出が5時前、日の入りは21時過ぎになります。22時を過ぎてようやく暗くなるので、ついつい外出をしてしまったり、寝る時間が遅くなったりと、生活パターンが乱れがちになるようです。

冬は長く、厳しい寒さが訪れます。ドイツの都市によって差はありますが、12月から1月の平均気温はマイナス3度ほどで、寒い日はマイナス10度にもなることがあります。

以前は凍った湖の上でマーケットが開かれることもあったようですが、最近は温暖化の影響でマーケットを開けるほどにはならないようです。それでも毎年、市内を流れる川や湖に、人が歩けるほどの厚い氷が張ります。

冬は日の出が7時半過ぎ、日の入りは16時前です。ただ、ドイツの冬は曇りと雨が続くため、明るいと感じるのは10時過ぎから15時くらいまででしょう。12月の日照時間(影ができる以上の直射日光のある時間)は、ドイツの都市デュッセルドルフで平均40時間程度と言われています。ちなみに東京では平均160時間です。

冬の日照時間の短さのため、11月くらいから冬にかけての期間は気分が落ち込む人も少なくないようです。ちょっと元気が出ないなと思ったら、ビタミンDのサプリを定期的に飲むことや、日焼けサロンに行ってみること、真冬でも数少ない晴れの日には散歩に出かけて太陽を浴びることを試してみてください。 

Q. 現地特有の風土病はありますか? 健康維持のために役立つ対処方法はありますか?

特にありません。

言語

単語ひとつひとつがとても長い看板

Q. 現地の人々はどのような言語を用いていますか? 外国人にとって、現地の言語を学ぶ際に、どんなハードルがありますか?

ドイツの公用語はドイツ語です。英語の元になった言語の一つと言われているように、単語や文法の中には英語に近いものもあります。ただ文法の複雑さは英語の比ではありません。

ドイツ語の名詞には、男性名詞、女性名詞、中性名詞と3つの「性」があります。さらに一般名詞およびそれに結びつく冠詞、形容詞に主格、属格、与格、対格の4種類の格変化があります。

ドイツ語には2つ以上の名詞が合わさる複合名詞がよく使われるため、長い単語が多く存在します。例えば最も長い単語として有名なものは、Donaudampfschiffahrtselektrizitätenhauptbetriebswerkbauunterbeamtengesellschaft(ドナウ汽船電気事業本工場工事部門下級官吏組合)。長い単語が出てくると身構えてしまいがちですが、日本語の熟語と同じで、組み合わされているそれぞれの単語の意味を知っていれば意味が掴めるかと思います。

またヨーロッパの他の言語と同じように、6つの動詞変化があります。動詞の位置は基本的には文頭から数えて2番目ですが、1番目や文末になることもあります。一般的に規則性の高い言語と言われているので(実際には不規則な部分が多いように感じますが)、きちんと文法を学ぶことが習得の鍵ではないかと思います。

ドイツ人の多くは英語も達者なので、旅行や短期滞在なら英語だけで十分でしょう。 

生活

船の上から外観を一望できるハンブルクエルプフィルハーモニー

Q. 現地の人々の生活水準はどうですか?

ドイツの生活水準は世界的に見てトップレベルです。「Numbeo」のデータ集計による生活の質ランキングでは、ドイツはスイス、デンマークに次いで世界3位にランクインしています。また1人あたりのGDPランキングでは、日本の27位に対しドイツは17位という結果が出ています。

税金は所得税25%、付加価値税19%で決して安いとは言えません。そのかわり福祉が整っており、医療や義務教育、高速道路は無料で、最低限の生活が保証されています。医療制度、教育制度、失業手当てや保険がしっかりしていることから、30から59歳のドイツ人の90%以上がドイツの生活水準に満足しているという結果もあるようです。 

Q. 現地の人々の教育水準はどうですか?

ドイツの教育水準は平均的に良く、経済協力開発機構(OECD)の統計データでは40ヶ国中10位という結果がでています。

ドイツの教育で重視されていることは、学んだことを自分の言葉で表現すること、それを使うこと。そのため授業でも、ディスカッションする場面が多く、自分の意見を持ち発言する能力を伸ばす教育がされているようです。

日本の教育と違う点として挙げられる点は、学校制度です。学校制度は州によっても違いますし、子供(あるいは親)の望む進路によって様々な選択肢があるので一概には言えませんが、基本的な学校制度は、6歳から10歳まで基礎学校と呼ばれる小学校に、その後5年間 Mittelschule と呼ばれる所に通います。ここまでが義務教育です。そして、その後 Gymnasium と呼ばれる学校に3年間通い、最終的な教育として、大学または Ausbildung と呼ばれる職業訓練を選びます。

Ausbildung とは、職業訓練のための教育制度です。スーパーのレジ打ちやホテルマン、美容師、デザイナーなど、思いつく職業ならどんな職業にも Ausbildung があります。これは大学に行っていない学生が社会人になるために通らなければいけない道で、大抵3年間見習いとして仕事をしながら、週に数回学校に通ってその仕事について学べるというものです。

ドイツは国公立校の小学校から Gymnasium まで学費は無料ですが、大学と大学院は無料ではありません。とはいえ、他の国の学費と比べるととても安いです。 

メルヘンで可愛らしいドイツの路地裏

Q. 現地の治安水準はどうですか? 外国人が特に気を付けるべきことはありますか?

ドイツの治安は比較的良好だと言えます。貴重品から目を離さない、荷物を置きっぱなしにしない、人混みでは荷物に気を配る、怪しい人には近づかないなどの対策はもちろん必要ですが、基本的な対策をしていれば被害に遭う可能性は低いでしょう。

ただし、治安が良いとは言えない場所や、時間帯によっては危険なエリアもあります。一般的に中央駅周辺や風俗街は治安が良くないので、特に夜間に通らなければならない場合は注意が必要です。 

Q. 現地の住居や住環境の様子どうですか?

ドイツのほとんどの住居は温水ヒーターが備え付けられていて、ドイツの厳しい冬でも、家の中は半袖で過ごせる程暖かく快適です。

ただし夏の暑さ対策は万全とは言えず、ほとんどの住居にクーラーがないのはもちろん、日除けや雨戸が付いていない住居もあります。

ドイツでの住居探しは困難を極めます。特にミュンヘンやフランクフルト、ハンブルクなどの都市部では、リーズナブルな価格の住居は慢性的に不足しています。

小さなワンルームマンションを一軒見学するために100人ほどが集まることもあります。その100人の中から、大家さんまたは不動産会社が、高収入で信頼できる人を選びます。よって、ドイツに住む外国人だけではなく、仕事を持つドイツ人でも簡単に家を見つけられる訳ではないようです。

住居は家具が付いている場合もありますが、家具がない家がほとんどです。キッチンさえ付いていない家もあります。 

Q. 現地の生活インフラ(水道・電気・ガス・インターネット)はどの程度整っていますか?

どれも問題なく整っています。水や電気が急に止まることはありません。ガスを使っている家は多くなく、大抵の住居では電気コンロを使っています。

携帯や家のインターネットも問題ありません。家のWi‐Fiは何かしらの問題があっても、連絡するとすぐに修理に来てくれます。街のフリーWi‐Fiも充実しています。地下鉄の駅構内やバス停、市バス内でもフリーWi‐Fiに繋ぐことができます。 

ペットボトルや缶などをリサイクルする機械

Q. 現地のレストランやファーストフード店、露店など食品を扱う店の衛生状態はどうですか?

日本と同じく、どこでも問題なく食べられます。衛生水準はとても高いです。

寿司ネタなどの生魚も基本的に問題なく食べられますが、新鮮な魚が手に入りやすい日本と比べると、まれに臭いが気になるものもあります。ちょっと怪しいなと思ったら、お腹が弱い人は止めておいた方が賢明かもしれません。お腹が強い人なら問題ありません。 

Q. 生活に必要な安全な飲用水はどのように調達しますか?

ドイツの水道水は世界的に見てもハイクオリティで、塩素の問題もありません。

ただ、日本の水道水とは違い、硬水で多少のカルキ(石灰)が含まれています。カルキが気になる人は、浄水器を使ったり、スーパーでペットボトルのミネラルウォーターを購入したりしているようです。

スーパーやキオスク、レストランなどでは、炭酸入りと炭酸無しのミネラルウォーターを購入できます。スーパーでは安いブランドなら1.5リットルの水を20セント(約26円)ほどで購入できますが、レストランでは0.75リットルの水は3ユーロ(約400円/2021年7月現在)程になります。極端な話、レストランでは水よりビールの方が安いので、ビールを飲みましょう! 

街中のきちんと整備された自転車ロード

Q. 現地の交通事情や交通機関の様子はどうですか?

ドイツ国内移動の交通機関としては、LCCを含む飛行機や、鉄道、長距離バスが発達しています。それぞれドイツ各都市を網羅し、さらにフランスやスイスなどの隣国にも移動が可能です。

レンタカーや自家用車でドイツの高速道路・アウトバーンを利用することもできます。アウトバーンはドイツの各都市はもちろん、隣国の高速道路とも密接に接続されています。ドイツ国内のアウトバーンは速度制限のない区間も多く、無料で利用できます。

ドイツの都市部でも交通機関がしっかりしているので、もし車や免許がなかったとしても困ることはありません。ベルリンやミュンヘン、ハンブルクなどそれぞれの都市部には、地下鉄や市内バス、路面電車、フェリーがあり、どれもほぼ時刻表通りに走っています。

各都市部では自転車ロードもきっちり整備されています。自転車ロードは車道の端に整備されていることもあれば、歩道内に設けられていることもあります。歩道内だとしても、自転車ロードは自転車のための区間なので、歩行者は自転車ロード上で立ち止まったりしないよう注意が必要です。

シェアサイクルやシェアキックボード、カーシェアリングも発達しています。シェアサイクルやシェアキックボードは、各地下鉄駅付近など街の至る所にステーションがありますし、カーシェアリングの車も街の至る所で容易に見つけることができとても便利です。基本的にドイツ人は交通ルールを守り、荒い運転をしないので、慣れない道だったとしても怖い思いをせずに移動できると思います。 

Q. 現地の医療水準はどうですか? 医療費は高額ですか?

ドイツの医療水準はとても高く、保険さえ入っていれば、世界最高レベルの医療を公立、私立病院問わず無料で受けることができます。

ドイツの医療は、「個人の所得に関わらず、たとえ低所得者だとしても高度の医療を平等に受けられるべき」という考えが基本になっています。日本の健康保険では適用外になる心臓移植や一部の癌治療なども、ドイツでは保険対象内で治療を受けることができます。コロナやインフルエンザの予防接種も無料で受けられます。

基本的に短期、長期に関わりなく、保険に入らずにドイツに滞在することはできません。取得するビザや契約する保険にもよりますが、外国人の長期滞在者は毎月最低30ユーロほどの保険を払っています。医療費はその保険でまかなわれるため、別途で払う必要はありません。

ドイツではハウスドクター制度を導入しています。体調が悪い時はまずハウスドクターに診断してもらいます。薬の処方箋をもらって薬局で薬を購入することもできます。場合によっては専門医の治療が必要だと判断され、専門医に紹介状を書いてもらうこともあります。 

国際列車も発着しているハンブルク中央駅

執筆者:T.S.M
執筆年月:2021年7月

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