海外社会貢献者からのメッセージ
Q. 世界を活動の場とする社会貢献者にとって、この国はどのような場所ですか?
ドミニカ共和国はカリブ海に浮かぶ島国です。少数ですが、日系人の移住地もありコンスタンサ市では幾つかの日系人家族が農業を営んでいます。当時は珍しかった切り花を栽培して売ることに成功し、ドミニカの人たちに花を贈る文化を根付かせてくれました。また、国際協力機構のボランティア団体が多数派遣されており、農業や教育、スポーツなどの分野で活動しています。
外国人に対するビザの発給は比較的寛容ですが、法律はよく変わるので、その度に入国管理局に確認する必要があります。ただ国際協力機構のボランティア団体を通すならビザが発行されないことはまずないでしょう。
わたしが活動するラ・クエスタは国道に面する田舎の集落で比較的安全なので、住みやすい町です。もう少し山の方に行くとコーヒー農園やライチ農園があり農業支援などのボランティアを必要とされています。
文化
Q. 現地の人々の気質や考え方にはどんな傾向がありますか?
基本的にラテン気質なので明るい人たちが多いです。ただ島国のせいか、人の目を意外と気にする性質もあり、家族や近所の人と足並みを揃えようとするところがあります。でも素直で明るく、日本人なら気になるような細かなことは気にしない特性も持ち合わせています。
挨拶はドミニカ人にとってとても大切です。例えば待合室に入ってきた時に他の人がいたら挨拶します。また、友達が集まっているところに入っていく時はきちんと全員に挨拶をするのが礼儀です。
みんな基本的には親切で、人助けをすることに慣れています。妊婦さんやお年寄りなどが横断歩道を渡ろうとしているなら、必ず誰かがサッと行って自然に手を貸しています。車が故障して止まってしまいメカニックの人が到着するのを待っていると、通りを走っている数台は停止して「大丈夫か。何か助けは必要か。」と声をかけてくれます。
ダンスがみんな大好きです。地元の音楽のメレンゲやバチャータに乗ってペアで踊ります。小さい頃から踊っているのでみんなリズム感がよくステップも上手です。
ラテン気質にありがちですが、時間にはルーズです。住んでいる家のちょっとした修理に電気屋さんを頼んでも、今日〇〇時に行く、と言っていても大体は時間通りに来ません。何度も電話してようやく来てくれることもあります。面白いのは人を待たせるのは平気なのですが、待たされることはあまり好みません。せっかちな一面もあるので、喧嘩も起きやすいようです。
NOをいうことが苦手なようで、できないことでもSI(はい)と言ってしまう傾向があります。役所や家の修理をしてくれる人でもこういうことが起こるので、よく確認してから依頼をすることが大切です。
Q. 現地の食文化はどのようなものですか?
主食はお米ですが、わたしたちがイメージするようなモチモチのお米ではなくインディカ米という細長い形のお米です。粘りが少なく炊いてもサラサラしています。このお米に油と塩で味をつけて炊いたものにアビチュエラという豆料理をかけて食べます。これに鶏肉の焼いたものか、煮込んだものと少しのサラダを添えたワンプレートの食事をバンデーラといい、基本的に毎日このプレートを食べるようです。
野菜はあまり食べる習慣がなく、鶏肉を好んで食べます。その他にジュカと言われるタロイモをよく食べます。揚げて塩をかけたり、蒸して玉ねぎの酢漬けをかけたりして食べます。
果物がとても豊富でバナナ、マンゴー、アボガドをよく食べます。特にマンゴーやアボガドは田舎の家だと自分の庭に木を持っていることが多く、たくさんお裾分けをいただくことができます。
バナナは種類が豊富で、甘くない調理用のバナナを素揚げした物をよく食べます。料理の付け合わせにフライドポテトの感覚で付いてくることが多いです。日本でよく食べているバナナは黄色くなるまで木で熟しているので、とても甘くジューシーです。
軽食にはキッペと言われる日本のコロッケのような物とエンパナーダと言われる揚げ餃子のような物をよく食べます。エンパナーダは中身が豊富で、チーズや鳥肉、タマゴが入っています。
ドミニカ共和国には移民も多く、首都には中華街もあり、そこでは日本の調味料やお米などを手に入れることもできます。第二の町のサンティアゴでも中国人や韓国人の店があり、お値段は高めですがいくらかの日本の食材や野菜などを購入することができます。
Q. 現地の人々はどのような生活習慣や宗教観を持っていますか? 現地特有のマナーなどはありますか?
ドミニカ共和国は朝早くから1日が始まります。学校は8時から始まりスーパーも早いところでは朝7時から遅くても8時にはオープンします。
カフェテリアと言われるスペースでは軽食とコーヒーが販売されていて朝からたくさんの人で賑わっています。
最近はそうでもありませんが、お昼にはみんなが家に帰って家族揃ってお昼ご飯を楽しみ、2時間ほど休憩してお父さんはまた仕事に行くのが習慣でした。
挨拶の仕方も日本とはかなり異なり、握手やハグは当たり前です。女性同士はベソ(片方の頬で一回キス)をします。
宗教はカトリックの割合が多く町に一つは教会があります。週末にはミサを行い、結婚式やお葬式もカトリックの習慣に基づいて行っています。カトリック以外にもプロテスタントの教会も多数あり熱心に宣教活動を行っています。
中には、学校や病院もキリスト教系の団体によって運営されていることがあります。
気候
Q. 現地はどのような気候ですか? 健康維持のために気を付けるべきことはありますか?
赤道近くの北半球に位置するドミニカ共和国は亜熱帯気候で年間の平均気温は約26℃位です。山間の地域は比較的湿気が少なく過ごしやすい気候が楽しめます。ただコンスタンサという山間部の町では冬時期には10℃近くまで気温が下がるので寒いのが苦手な方にはおすすめできません。反対に首都付近や海沿いの地域は海からの潮風の影響で気温も高く蒸し暑い日が続きます。
11月から3月は少し涼しくなります。でも日中の日差しは通年とても強いので日傘や帽子、サングラスまた日焼け止めは欠かせません。昼と夜の気温差が大きく、昼間30℃を超えても夜は20℃以下になることもあります。寝る時は肌寒いこともあるので、この時期は毛布などを用意するといいかもしれません。どの家にも暖房器具はないので、寒く感じても部屋を暖める術がありません。1年の中でわずかな期間寒くなる時のためですが、準備は必要です。
5月から雨季になり、夜に雨が降ることが多くなります。この時期はクローゼットの中で衣類などにカビが発生することがあるので注意が必要です。
6月からは本格的な夏になり、蒸し暑い日が続きます。この時期は家の中でも熱中症対策は必要なので、きちんとこまめに水分補給することが重要になります。日除対策はもちろんの事、蚊除け対策も必要です。蚊を媒介とする病気もあるので出来る限りの対策はすべきでしょう。
Q. 現地特有の風土病はありますか? 健康維持のために役立つ対処方法はありますか?
毎年、夏の時期に感染者が多く発生するのはデング熱です。ネッタイシマカやヒトスジシマカを媒介とします。発症すると、高熱や吐き気、激しい頭痛、関節痛や発疹などの症状に苦しみます。悪化するとデング出血熱になることがあるので注意が必要です。ワクチンはないので蚊が発生しないように水を溜めないようにする事や、万が一溜める必要がある場合は蓋をすることや漂白剤などを入れて蚊が媒介しないようにすることが必要です。
また、蚊を媒介とするジカウイルスやチクングーニャ熱、マラリアの感染も見受けられます。感染しないように蚊に刺されない対策をすることや、免疫力を下げないようにすることが必要です。
他にも、魚介類を媒介するシガテラ毒や、飲料水や生鮮食品を媒介とする消化器官の疾患や寄生虫もよく見受けられます。外食時には、勇気を持って店員さんに確認しつつ、必ずよく火を通した物を口にするようにしてください。
言語
Q. 現地の人々はどのような言語を用いていますか? 外国人にとって、現地の言語を学ぶ際に、どんなハードルがありますか?
公用語はスペイン語です。エスパニョーラ島をスペインが侵略した際に、現地の人が殺されたり伝染病によって亡くなったりして現地語は消滅してしまいました。それゆえに、公用語のスペイン語のみが使用されるようになりました。
しかし、一部の言葉が残りそれがスペイン語とミックスされているので、ものの呼び名や言い回しに名残が残っています。例えば乗り物や乗合バスのことをグアグアといいますが、辞書には載っていません。
英語は空港やリゾートなどの外国人観光客が来るところ以外では通じません。
最近隣国ハイチの労働者がドミニカ共和国へ多く移動してきているので、現地に来たらハイチクレオール語も覚えるとボランティア活動をするのに役立つかもしれません。
生活
Q. 現地の人々の生活水準はどうですか?
貧富の差がとても激しく、また地域によっても生活水準がかなり異なります。とても貧しい家は、木造やトタンの家に暮らし、自家栽培したイモや野菜、庭で飼っている鶏を捌いて食べています。多くの人が日銭暮らしをしており、安い賃金の仕事を毎日長時間労働してなんとか家族を養っています。
逆に、裕福な家庭は立派な家や車を持っていて、お手伝いさんを雇っていることもあります。ドミニカ共和国はアメリカが移民政策を積極的に取っていた時代に、大抵家族か親族の誰かが出稼ぎに行っています。そのような家庭の中には、息子がアメリカで稼いだお金でドミニカ共和国に立派な家を建て、親に管理を任せたり、賃貸で貸し出したりして親を援助しているケースもあります。
とはいえ、最新の家電や車、スマホなどを得るためにかなりの人が借金をしているという事実があります。若い人でも借金に追われつつ生活している人もいます。
食材は現地の人と同じものであれば安く抑えることができますが、町のスーパーで売っている輸入品は割高になります。また町から遠方になればなるほど輸送費が上乗せされることもあります。
最近は物価が高騰しており全体的に物の値段が上がっています。特にガソリンが高くリッター100円位です。基本的に政府が価格を決めているので、どのガソリンスタンドでも同じ価格になります。
レストランやファーストフードなどは高めの値段設定になっており、ある程度の収入を得ている層しか行けず、大抵は一食200円で済むような食堂に行きます。
Q. 現地の人々の教育水準はどうですか?
ドミニカ共和国の義務教育は、小学生から高校までで13年です。公立高校の教育水準はとても低い状況になっています。先生たちは公務員ですが政府と癒着しており、政権が変わると先生も入れ替わることもあると言われています。授業があってもなくても先生の給料が変わらないので、大雨や職員会議などですぐに授業が中止になることが多いです。先生のモラルも低く授業中に携帯ばっかり見ている先生もいると聞きます。
義務教育でも途中で通わなくなる子どもが多くいて、特に田舎の方では家庭の事情により教育が思うように受けられず字が読めない人に会うことも珍しくありません。ある知り合いの子どもは10歳ですが、いまだに本を読むのに四苦八苦しています。
これも貧富の差ですが、経済的に余裕のある家庭では教育内容が充実している私立の学校に通うことも多々あります。
大学や専門学校などの高等教育は公立が大半を占めています。良い教育を求めて社会人になって働き始めても行き続けている人もいるのです。基本的に高校の最後に国が定めた試験があり、一定の点数以上を取れれば大学への入学資格を得ることができます。ただ現実的に卒業するのに何年も費やすという現状もあります。
そして、たとえ卒業して専門の資格を得たとしてもコネがない場合は就職できないという問題もあります。仮に大学を出て弁護士資格を得ても、働き口が見つからず安い賃金の労働をしているというケースも見受けられます。
Q. 現地の治安水準はどうですか? 外国人が特に気を付けるべきことはありますか?
ドミニカ共和国は国の政策として観光業を主な産業としています。それゆえに、中南米では比較的治安が良い国といわれています。しかし、首都のサント・ドミンゴを含めて都市部ではひったくりやスリなどが頻発しています。
町を歩く時には、高価な物を身に付けないようにしましょう。特に外国人は目立つので、電子機器は不要に取り出さないようにすることが必要です。また、リュックなどは背中に背負わず前に抱えて持って警戒を怠らないようにします。
乗合いバスに乗る時も、スリなどには気をつける事が必要です。スマホやタブレット、カメラなどは不用意に出さないようにしましょう。
基本的に銃社会なので、ごく少数ですが銃を持って歩いている人もいます。夜の一人歩きは極力控える必要があります。
時に抗議活動のためにタイヤを燃やしてデモ活動が行われることがあります。大抵事前にデモの情報が前もって知らされるので、そのような時は近づかないようにしましょう。
薬物の問題はどの町にも広がっており、日本以上に深刻です。警察も薬物を使用しているくらいでは取り締りません。バーやナイトクラブ、また売買が行われているエリアには近づかないでください。
Q. 現地の住居や住環境の様子どうですか?
賃貸物件は一軒家やアパート、コンドミニアムなど様々あります。
都市部は賃貸物件が多く、色々選ぶことができます。しかし、少し田舎の方に行くと選択肢は少なくなります。とはいえ、日本と比べると家賃が安めです。住む区域によりけりですが、新築アパート3LDKでも日本円で2万円弱という物件もあります。
クオリティはピンからキリまであり、格安な物件はセキュリティーやライフラインの問題がある可能性があります。セキュリティーというのは、窓や玄関に鉄格子がついているかどうかです。ガレージがあるなら門が設置されているか、ある程度信頼できる人がすぐ近くに住んでいるかなどもチェックします。
日本と違いシャワーからお湯が出ないことがほとんどです。後から、電気で水を温める機械や給湯器を設置することもできますが、最初に設備を確認してから入居を決めることをおすすめします。
また、きれいに見えるアパートでも水道管などに問題があることもあるので、事前にきちんと確認することが大切です。また、大家さんによって入居後のアフターサービスの対応がかなり異なるので、地元の人に大家さんの評判を確認することが重要になってきます。住まいの故障やトラブルは日常茶飯事なので、いちいちイライラすると気が持ちません。おおらかな気持ちで待つことも必要です。
メンテナンスは基本的に大家さんが行いますが、国民性としてとても行動が遅いのですぐに直してくれないことが多々あります。自分で修繕できる知識がある場合は、なんでも自分でやってしまった方が早く問題が解決することもあります。もし部材など修理に費用がたくさんかかるなら、大家さんと交渉すると家賃から差し引いてくれるので、交渉してみると良いでしょう。
Q. 現地の生活インフラ(水道・電気・ガス・インターネット)はどの程度整っていますか?
主要な都市でもインフラの設備はまだ行き届いていない状況です。そのため、大雨が降ると道路が冠水することが多く、汚い水が川のように流れ出る状態です。
ある程度田舎まで上水道は整備されていますが、水が送られてくる頻度は場所によってまちまちになります。雨が降らないと送られてこないのは理解できますが、面白いことに大雨が続くと水を浄水するのが間に合わなくなり送られてこないなんてこともあるのです。
私たちの街では基本的に1週間に1度のペースで水が送られてくるので、システルナという大きな貯水槽に水を貯めて屋上にあるタンクにポンプで水を送って少しずつ使用します。そのため、家を選ぶ時にはこのシステルナの大きさを確認する必要があります。干ばつがあまりにも長く続くと何週間も水が送られてこないこともあり、その時にはトラックで持ってくる水を買う必要があります。ただこれは割高で日本円で5千円ほどのお金を支払わなければなりません。それでも1週間もつ程度の量です。
電気も町によって異なりますが、田舎に行けばいくほど、24時間送られてきません。例えば、私たちの住む地域では1日に2回ほど6時間程の停電があります。そのため、インバーターとバッテリーを設置して蓄電し、電力の消費が少ない電球やwi-fiルーターなどは24時間使えるようにする必要があります。ただ、洗濯機や冷蔵庫は動かないので食べ物を傷ませない工夫が必要です。
ガスはプロパンガスで、はじめに自分でタンクを購入する必要があります。タンクは大きさによりますが、日本円で2千円から5千円程度で購入できます。ガスがなくなったら近くのガスステーションで自分で補充が必要です。バイク便(モトコンチョと呼ばれる)に頼むと150円位の配送料で代行してくれます。
インターネット環境は首都などの都市部では光回線を利用できますが、金額は高額になります。地方に行くとインターネット環境は悪くなり、我が家は5Mの契約で月々2千円位です。ただ回線が落ちたり、速度が急に遅くなったりすることも珍しくありません。とはいえ、LINEやYOUTUBEなどのサービスを使うには支障がない程度です。
Q. 現地のレストランやファーストフード店、露店など食品を扱う店の衛生状態はどうですか?
レストランやファーストフードで提供される料理は問題なく食べることができます。ただし、露店や屋台、コメドールと言われる大衆食堂は、野菜の殺菌状態や油の汚さなどに不安があります。食中毒の危険もあるので、衛生状態を確認してから利用しましょう。
Q. 生活に必要な安全な飲用水はどのように調達しますか?
水道水は絶対に飲むことはできません。スーパーマーケットで売られているペットボトルの水は安心して飲むことができます。
家庭では20ℓのタンクに入った水を基本的に使用します。これも地方によって値段は変わりますが、私たちの町では1本100円ほどで購入することができます。もしこれでも不安な場合は沸騰させてから使用することもできます。
Q. 現地の交通事情や交通機関の様子はどうですか?
最近ではマイカーが普及してきて、都市部では渋滞が起きています。
運転のマナーも悪く、世界一死亡事故が多いと言われている国になっています。最近は取り締まりが強化され、都市部ではバイクに乗る時にヘルメットをかぶるようになりましたが、田舎ではノーヘル、飲酒運転が当たり前の状態です。
公共交通はグアグアと呼ばれる乗合バス(ハイエースなどのワゴンに人を乗れるだけ詰めこむ)で移動することができます。
首都など大都市ではタクシーやUberを使用することもできます。でも一般の人はカーロプブリコ(カローラなどのセダンの車に運転手を含めて7人詰め込む)といわれるルートタクシーをよく利用しています。
長距離移動にはいくつかのバス会社がターミナルを持っていて大型のバスで移動することができます。長距離バスはとても快適ですが、季節問わずクーラーが効いていて防寒具が必須です。
Q. 現地の医療水準はどうですか? 医療費は高額ですか?
基本的に公立の病院はすべて無料です。しかし、最低限の治療しか行っておらず、設備や衛生状態には問題があります。常に人で溢れかえっていて、長時間待たされた挙句、処方された薬の取り扱いが最寄りの薬局に無いこともあります。
一方で私立の病院は設備が整っているところが多いです。医療費が高額なので、保険に加入していない場合は治療を受けるのは困難です。極端な例ですが、入院した時に、病室に医者が尋ねてきて挨拶をしただけで1回6千円ほどの請求をされた実例もあります。
たとえ私立の病院であっても大きな病気の診断を受けた場合は、セカンドオピニオンを取得することをお勧めします。
パスポートで入れる民間の医療保険もあり、1ヶ月約2,500円くらいです。3ヶ月以上滞在する場合は加入を検討してください。事故など緊急で治療を受ける場合は100%カバーされ、通常の治療でも80%カバーされます。ただ細かく保険適用される部分と不適用な部分が分かれていて、すべてが割り引かれるわけではないので、日本のそれと同じように考えるのはよしましょう。
万が一に備えて海外旅行保険や海外旅行保険付帯のクレジットカードを用意することをおすすめします。
執筆者:Bell
執筆年月:2020年10月